ESP-WROOM-02のテスト
ESP-WROOM-02とは?
ESP-WROOM-02の仕様
とりあえず、データシートを調べようってことで、こちら
http://electronics.semaf.at/datasheets/0C-ESP8266__WROOM_WiFi_Module_Datasheet__EN_v0.3.pdf
とりあえず、テストをするためのピン設定は次のようになります。
EN | GPIO15 | GPIO0 | GPIO2 |
---|---|---|---|
High | Low | High | High |
安全のため直接接続ではなく、プルアップとプルダウンで電位をコントロールします。
テスト開始!
電源どんだけ食うのよ(゚∀゚)
電源を入れてテストを開始します。
適当なシリアルモジュールから「RXDとTXD、GND及び3.3V」を接続します。
Arduino IDEを起動してシリアルモニターを起動します。
改行コードを「CRおよびLF」に、ボーレートを「115200bps」に設定します。
で、起動しない!
というわけでこちらの記事が出てきました。
ねむいさんのぶろぐ | ESP-WROOM-02を使ってみる3 -そんな電源で大丈夫か-
起動時に相当な電源消費があるようです。そこで、別電源を用意してもう一度テストです。
ATコマンドの実行
いいサイトありますよね~1年も経っていると。
http://ja.docs.jumpwire.io/ESP8266Reference/ATCommands/
ではでは、こちらのサイトに則って進めていきますよー!
今回は後々のことも考えてUDPでテストを進めていきます。
実行したコマンドは次のものになります。
- AT+GMR
このコマンドでファームウェアのバージョンを確認できます。 - AT+CWMODE=3
Wi-Fiのモードを設定します。3に設定することでsoftAP+stationモードとなります。 - AT+RST
このコマンドでモジュールを再起動します。 - AT+CWJAP="SSID","PASSWORD"
WiFiアクセスポイント(WiFiルーター)に接続 するコマンドです。 - AT+CIFSR
デバイスに割り当てられたIPアドレスを確認できます。 - AT+CIPMUX=1
マルチコネクションを有効にします。 - AT+CIPSTART=1,"UDP","192.168.11.2",12346,1112,0
UDPポートを設定します。
「AT+CIPSTART=ID,"UDP","相手のIPアドレス",相手のポート番号,自分のポート番号,送信先の更新」
このようなパラメータになっています。最後のパラメータである送信先の更新を0以外に設定すると、最後にパケットを送信してきたホストにパケットの送信先を変更します。
- 送信手順
パケットの送信には次のATコマンドを送信したあと、送信するデータをUARTで送信することで可能です。次のコマンドでID:1のコネクションを使って5バイトのデータを送信することになります。
AT+CIPSEND=1,5
>DGFYQ
とすることで「DGFYQ」という内容のパケットを送信可能です。 - 受信手順
パケットを受信するとUARTで次のようなデータが送られてきます。
\n\r+IPD,1,n:xxxxxxxxxxxx
nにはパケットのデータ長が代入されます。1はID番号です。
まとめ
優秀な先人のおかげでいろいろ楽にすみました。